楽なEmのSID特定

今回は、Emの裏ID(以後SID)の特定が楽になる方法を述べたいと思います。

※ロムリセが出来る環境必須です

まずは、Emの表ID(以後TID)とSIDの決定方法について触れておきます。

さいしょからはじめるを押し、博士との会話で「トレーナーネーム(TN)を決定した瞬間」にTIDが決定されます。
この時にTIDに使われる数字はランダム(調べたところTimerのどれかという記述を発見。詳細は不明)。

次にTIDを16進数に変換したものを初期seedとして乱数列を形成し、ストーリーが始まるトラックのイベント中に
乱数列上位16bitを10進数に変換したものがSID
となります。

よって、TIDを任意の数字にすることはほぼ不可能なものの、TIDから乱数列のリストを出すことでSIDの候補を絞り込むことは可能になります。

用意するもの
・ロムリセ可能なEm
・乱数計算(ツール名)
・エメタイマー

step0 Emをロムリセする
さいしょからはじめるを選択、ロムリセします。
この時、TNを決定した瞬間からA連打で会話を飛ばしてください。

これで、TID決定からSID決定までの時間をある程度把握することが出来、SIDの候補を絞ることが出来ます。

step1 SIDリストを出す
乱数計算の「エンカウント用乱数出力:6」で乱数列を出力します。
初期seedはTIDを16進数に変換したものを入力。私の場合TIDが40702だったので、初期seedは0x9efeとなります。
フレームは620程度まで出力すれば十分です。

step2 SIDを特定する
step1で出力したリストからSID候補を出します。
ゲームを連打で始めた場合、SID決定タイミングは550~610Fと言われています(ロムや連打の精度により差異があるようです)。

私が出したリストはこれ↓
フレーム 乱数列    SID候補(上位16bit(上4桁)を10進数にしたもの)
580F|乱数:0x7E3EDF02 32318
581F|乱数:0xE643F04D 58947
582F|乱数:0x26B3273C 09907 ○
583F|乱数:0xA4A45CFF 42148
585F|乱数:0x68380601 26680
586F|乱数:0x57753CE0 22389
587F|乱数:0xEAB78BD3 60087
588F|乱数:0x94F3334A 38131
589F|乱数:0xFA69C2F5 64105
590F|乱数:0xD6ED08C4 55021
591F|乱数:0x4730D3E7 18224
592F|乱数:0xBC04FBCE 48132
593F|乱数:0xA22C5B29 41516
594F|乱数:0x7B5FAEE8 31583
595F|乱数:0xDE78893B 56952

あとは、これらのSID候補で光る個体を一つずつ出現させていき、虱潰しに探せばいつか色違いが出現します。
その辺の個体検索はエメタイマーでやりましょう。

私は582FのSID09907で御三家が光りました。
一応、使ったフレームはこれ↓
3551F|性格:腕白|個体値:12-30-24-12-27-11|特性:1|性別値:241|性格値:0x92BD2AF1|乱数:0x2AF1C501 ★

ロムリセ出来る環境があるなら、自然遭遇よりも断然この方法が早いです。
SIDを特定できればEmで色孵化が出来るので是非やっておきたいものですね。

質問や問題点、意見がありましたらコメントもしくはツイッターにどうぞ。

報告とか

年が明けてから、3g乱数の環境を整えることに努めておりました。
とりあえず3gロムを7つ確保し、RSループについては既に習得出来ました。

このブログでは当初は4,5g乱数だけのつもりでしたが、これからは3g乱数についても更新する場合があることを報告しておきます。

4gはサファリ乱数、5gは砂煙乱数あたりを今度記事にします。お楽しみに^−^

ポケトレ使用乱数4-part2

part1

part2では実際に光る揺れ乱数の連鎖の組み方を、実践例を交えながら解説していきます。

用意するもの
さきさんのブログよりポケトレ色乱数用ツール
錆びたコイルさんのブログよりペラップ音程ツール
ペラップ2匹
・指定のシンクロ
・捕獲要因
・捕獲用ボール、ゴールドスプレー

Step0 捕獲したい個体を検索する
ポケトレ色乱数逆算用ツールの左ボックスで検索をかけます。
今回私が狙ったのは 腕白V-V-V-5-V-Vの特性2のグレッグル
ID0-47390で出現します。
(他のIDでも出現する場合がありますが、この記事のプロセスをそのままやるには同じIDである必要があります)

結果はこう出力されます
シンクロなし計算開始シード:
5B184AFE
シンクロあり計算開始シード:
9D3021D7 1
27D73068 46
0E56D72D 91
693C548C 106
7198953F 121
CF899FB6 136
55EE85A1 151
B72292F0 166
5E65D355 211
59990F94 226
9E51BDA7 241
CAA661FE 256
4A792E78 286
3485AFBB 301
8B392382 316
1C585C7D 331
6F8A939C 346
A1633B0F 361
B3E71546 376
BFA03FF1 391
表ID:0
裏ID:47390
性格値:A1EE18F5
性格:わんぱく 
性別値:245
特性:2
個体値:31-31-31-5-31-31

基本的にシンクロあり計算開始シードの一番下のseedを選べば問題ありません。
今回は「BFA03FF1 391」これです。
391とは、シンクロを用いない場合よりいくつ前のseedか、ということです。
つまり、このseedはシンクロなしに比べて391消費少なくてすむというわけですね。

step1 連鎖を組む

次は左ボックスで求めたseedの近くで、光る揺れが出現するseedを調べます。
真ん中ボックスの計算開始シードに先ほどの「BFA03FF1」を入力。
検索範囲は大体3000~5000ほどでおk。戦闘中消費はDPが5、Ptが1。
連鎖数は基本的に1。全て入力したら検索します。

結果は
●2471 00053568 11
揺れの場所:0
シンクロなし:
4332E4D2 2 62
シンクロがんばりや:
C2D04D34 1 20
C1CE0DAC 3 28
CA884348 0 32
14FCA038 0 48
D841189E 0 50
80823DD6 3 58
4332E4D2 2 62
E326E128 7 64
7743078A 0 70
2EA96720 1 72
755ABB46 1 74
BFAD2D7C 0 76

この表の見方を説明します。
一番上の行の●2471 00053568 11は
2471が計算開始seedからいくつ前のseedか、ということ。
00053568がseedの乱数列で11は閾値と呼ばれる0~99の範囲の数字です。

この閾値が基準値より小さくないと、連鎖判定を通過することが出来ないので、揺れが発生してくれません。
その基準値は揺れの位置によって決まっていて、揺れ位置0,1,2,3の順に28,48,68,88です。
また、連鎖を繋げる時に野生ポケモンを倒すのではなく捕獲すれば、基準値が10増えます。

今回は揺れ位置0、つまり基準値が28なので、それより小さい11は連鎖判定を通過出来ます。
ちなみに揺れ位置は内側から順番に0,1,2,3です。

次に、複数あるseed候補の中からどれを選ぶかですが、
連鎖を繋げるわけですから、捕獲したい種族のポケモンを出現させなければなりません(ポケトレ使用乱数3を参照)。

表示されたseed候補の右に出力されている二つの数字の内、左側が出現するポケモンのテーブルになります。
グレッグルはテーブル7なので、「E326E128 7 64」を選択します。

64とは例のごとく狙いのseedのいくつ前のseedかということですね。
また、このseedは「シンクロがんばりや」とあるので、シンクロがんばりやを先頭にしてエンカウントします。



次は右ボックスで、真ん中ボックスで求めたseedにたどり着くための起動時間やフレームを検索します。
おススメのseedは消費数が100前後の物です。
今回私が選んだのはこれ。

初期シード:5F0F07FD
消費数:93
月×日+分+秒:95 or 351
時:15
フレーム+年-2000:2045

起動時間の説明は省略します。

ここまでの結果をまとめると
初期seed「5F0F07FD」で起動←右ボックスの結果

移動やポケトレ使用に伴う消費も含めて93消費で草むらに入る(先頭はシンクロがんばりや)←右&真ん中ボックスの結果

光る揺れが出現

移動含め2471消費で草むらに入る(先頭はシンクロわんぱく)←真ん中&左ボックスの結果

目標個体出現

という流れになります。

実際にポケトレ色乱数用ツールでseedの推移を確認し、目標個体が出現することを確かめましょう。






step2 実際に連鎖を繋げる
あとは実際に連鎖を繋げ目標個体を捕獲しましょう。


ただし、グレッグルが出現する道路は大雨+止められないNPCが一人いるので対応が必要です。
私がやった時は、連打でポケトレを使用しても大抵NPCが1消費していました。
そこを考慮しつつ揺れ位置で初期seedを確認していきます。
また、消費数は常にペラップで確認してください。

連鎖を繋げる時、または光る揺れに入る時はNPCが移動しないことを祈って急いて草むらに入ります。
2471消費した後に消費がズレたら泣いてください。




成功個体の画像です。




さて、ここまでやってみて、説明しなかったことがあります。
連鎖を組むとき、連鎖数2で検索をかけたことです。
残念ながら、既存のツールでは3連鎖以上の光る揺れ乱数に対応していません。
既存のツールだけでもやる方法はありますが、非常に根気が要ります。

part3では、3連鎖以上について少し触れて、ポケトレ使用乱数の解説を全て終わりにしたいと思います。

質問や問題点、意見がありましたらコメントもしくはツイッターにどうぞ。


次記事→ポケトレ使用乱数4part3

ポケトレ使用乱数4-part1

前記事→ポケトレ使用乱数3

ポケトレ使用乱数の真打ち登場、「光る揺れを出す乱数」に触れていきます。

ポケトレは、連鎖を繋げていくと、時々「光る草むら」が出現することがあります。
この揺れでは、必ず色違いが出現します。

今回の乱数は、この「光る揺れ」を意図的に出現させた上で、希望の個体を捕獲することを目標とします。

4世代乱数最難関と謳われる、高難易度の乱数となります。

また、今回の記事は文量が相当な物になってしまうため、複数回に分けて解説を行います、ご了承ください。
part1では、この乱数をやるメリットや、ツールの使い方について扱うことにします。

※この記事を読む前に、さきさんのブログポケトレ関連の記事を読むことをおススメします。

光る揺れ乱数の最大のメリットは、
4世代の野生個体では通常はあり得ない理想値を捕獲することが出来る、という点です。
光る揺れで出現するポケモンは、色違いになることが確定している、逆に言うと、
そのロムのIDで光る性格値に固定されています。
性格値が固定されている上で、個体生成は通常の個体となるため、様々な性格値と個体値の組み合わせが出現します。

そのため、意地っ張り6Vや、せっかち6V等、通常は存在しない個体が捕獲可能になります。

この乱数のもう一つのメリットは、
同じIDで複数の理想個体値を光らせることが出来る、という点です。
先ほども言った通り、同じ性格値でも様々な個体値の組み合わせが光るため、一つの個体のために周回をするということをせずに済みます。
例としては、ID0-47390で意地っ張り6Vや腕白5V、陽気5Vも光らせることが出来ます。
ただし、勿論全ての個体が一つのIDで光るわけではないことに注意してください。


次にツールの説明に入ります。
さきさんのブログよりポケトレ色乱数用ツールをDLします。

ポケトレ色乱数ツールについては今までの記事でもある程度触れてきたので、今回は逆算用ツールについて触れます。




  • 左ボックス

ここは、欲しい個体が出現するseedを検索するボックスです。表と裏IDを入力し、個体を入力して検索を押すだけ。
結果が出なかった場合、そのIDでは出現しません、他のIDで検索をかけてください。

(欲しい個体から出現するIDを逆算する方法は、気が向いたら述べようと思います。)

  • 真ん中ボックス

ここは、左ボックスで求めたseedの近くで「連鎖を繋げた時に光る揺れが出現するseed」を検索するボックスです。
ここで計算したseedで草むらに入り連鎖を繋げると、光る揺れが出現します。

  • 右ボックス

ここは、真ん中ボックスで求めたseedにたどり着くための起動時間やフレームを計算するボックスです。


つまり、実際に乱数をする場合は、左ボックスから順番に操作していき、
実機では右ボックスからseedを遡っていく形になります。

この記事では解説はここまでとします。次の記事では実際に連鎖を組み、実践するところまで行います。

質問や問題点、意見がありましたらコメントもしくはツイッターにどうぞ。


次記事→ポケトレ使用乱数4part2

ポケトレ使用乱数4-part3

part2

今回は、3連鎖以上の乱数について触れておきます。

※この乱数は私が実際にやったことの無い物です。また憶測が混じっている可能性があることを予めご了承ください。

3連鎖以上を繋げるメリットしては、2連鎖よりも消費が少なく済むという点が挙げられます。
2連鎖では消費3000等ザラですが、3連鎖以上では少ない消費で済みます。

ただし、part2でも述べましたが、既存のツールでは対応していないため、
手さぐりの状態で連鎖を組まねばならず、消費が多い2連鎖を組んだ方が成功させるのは早いと思われます。

それでもやってみたいという酔狂な方のためにやり方だけ述べておきます。


step0 seed検索をする
ポケトレ色乱数逆算用ツールの真ん中のボックスの「連鎖数」を2以上にします。
2で検索をかけて2連鎖(入力は1)と同じ結果が出たら3に増やす、という風に必要消費数が減った結果が出るまで連鎖数を増やしていきましょう。

次に右のボックスで真ん中ボックスで求めたseedにたどり着くための起動時間を検索します。
ここで消費数を多めに、3連鎖なら300程度とってください。

step1 連鎖を組む
2連鎖乱数とはやり方が変わります。

まず、右ボックスで求めた消費数は光る揺れを出現させるseedまでの消費数、つまり「最後の連鎖を繋げるまでの、起動からの合計消費数」を表しています。
よって2連鎖目までに全て消費していくのではなく、連鎖を繋げていく過程の消費数を全て足していくことになります。

次にその連鎖の繋げる時の消費数ですが、既存のツールでは2連鎖目以降の揺れ位置決定に伴う乱数消費出力に対応していません。
よって、少し荒業を使います。
ポケトレ色乱数用ツールで真ん中ボックスを埋めると、右ボックスに次のseedが自動的に入力されます。
そのseedを、再び真ん中ボックスに入力し、リスト出力します。

このリストは実際とは少し消費のズレがあるものの、揺れ位置や揺れ位置決定に伴う消費数は正確です。
このリストと照らし合わせながら消費数を管理していきます。


step2 実際に消費数を確認する
実際に連鎖を繋げてみましょう。

2連鎖目、連鎖揺れに入る前にペラップで消費数を確認します。
分かりやすくするために消費20で草むらに入ったとします。

連鎖がつながるので揺れ位置をメモしてください。

ここで、右ボックスのseedを真ん中ボックスに入れなおしたリストの20消費あたりを見ます。
19~21消費あたりに揺れ位置が一致する場所があります。
その欄の右のかっこの中が揺れ位置決定に伴う消費数になります。

仮に丁度20消費のところに同じ揺れ位置があったとして、かっこの中が26だったとすると、
その連鎖では合計46消費したことになります。
もし連鎖揺れが発生しなかった場合は草むらに入る前の消費をズラすことで対応してください。

こうして各連鎖毎の消費数を確認しながら連鎖を繋げていきます。
そして目的の連鎖数に達したら起動から合計の消費数が「光る揺れが出現する消費数(逆算ツールの真ん中&右ボックスでもとめた数)」になるように調整して連鎖を繋げれば、無事光る揺れの出現です。

各連鎖の消費数によっては目的の連鎖数に達する前に目的の消費数を超えてしまう場合が考えられます。
その時はseedを変えるなり消費をズラして小さい消費で連鎖を組む等の工夫が必要となります。

あとは2連鎖乱数と同じように、理想個体が出るところまでペラップを鳴かせエンカウントして終了です。




以上で3連鎖以上の光る揺れ乱数の解説を終わります。現在の環境では消費数が多くても2連鎖でやった方が早く済むのでやるメリットは薄いですが、成功させた時の達成感は計り知れないでしょうね。

実際の成功例としては、さきさんが17連鎖の成功動画をupされています。いじっぱりVVUUVU色ダンバルを捕まえる動画


質問や問題点、意見がありましたらコメントもしくはツイッターにどうぞ。


12/31追記
この乱数ではツールの結果で出現テーブルを選ぶことが出来ない(2連鎖目で既にテーブルが固定されてしまう)ので、
ポケトレ使用乱数3を参考に自分でテーブル固定を行う必要があることを述べておきます。

ポケトレ使用乱数3

前記事→ポケトレ使用乱数2

今回は前記事で触れた「連鎖」についての説明です。

連鎖のメリットは主に二つあります。
この記事で扱うのは、「テーブル固定」です。

ポケトレは連鎖を繋ぐと必ず同じポケモンが出ます。
これを利用して、通常では出ないテーブルで理想個体を出すことが可能になります。

※この乱数は私は実際には試しておりません。理論で組み立てたプロセスであることを予め断っておきます。

例として、野生ロゼリアを扱います。

用意するもの
PHS
さきさんのブログよりポケトレ色乱数用ツール
錆びたコイルさんのブログよりペラップ音程ツール
ペラップ2匹
・希望のシンクロ
・捕獲要因
・捕獲用ボール、ゴールドスプレー

Step0 捕獲したい個体を検索する
PHSで希望個体を検索します。
連鎖を繋げるため、消費数が多めのものを選択してください(100以上が望ましい)。

前記事でも使用した初期seed 52140289 性格値 f9426f72の控えめV-V-V-V-V-Vを使います。
このseedでは210道路のテーブルの都合上ロゼリアが出現しません。
(もっと簡単な道路がありますのであくまで例として見てください)
狙いのテーブルでは理想個体が出ない場合にのみ、連鎖を繋げるメリットが生まれます。


Step1 NPCをバトルサーチャーを用いて倒しておく
野生乱数の基本ですね。


Step2 連鎖を組む
ポケトレ色乱数ツールを駆使していきます。
この乱数は今までのように行き当たりばったりにポケトレを使用していたのでは、いつまで経っても成功しません。
考えることは3つあります。

1-ポケトレを使用する時に、近くに揺れが発生する消費数を選ぶ。
これは、連鎖を繋げた時に動きすぎると、2連鎖目の揺れが草むらからはみ出すのを防ぐためです。
現在公開中のツールでは草むら欠けの場合に対応していないため、揺れ位置や揺れ種類、消費数がズレます。

2-小さな揺れと大きな揺れ、どちらに入るかを選ぶ。
大きな揺れではテーブルがポケトレ限定ポケモンに上書きされてしまうため、狙いの個体が出ない場合があります。

3-連鎖を繋げる時に、狙いのポケモンが出るようにする&連鎖揺れが発生するようにする。
テーブル固定が目的ですので当然狙った種族が出なければ意味がありません。
そして尚且つ、2連鎖目の揺れで「連鎖揺れ」を発生させる必要があります。

今回私が組んでみたのは画像の通り







組み方の説明です。
1-1連鎖目のリストを出力する。
初期seedを入力する。リスト表示数は100でいい。
リスト表示1をクリック。

2-近くに小さな揺れが出現する消費数を選ぶ。

3-ポケトレを使用した時の消費数を確認する。
リストの一番右のかっこ内の数字がそれ。今回は9(ポケトレ使用前に1消費しているため合計10消費)。

4-2連鎖目のリストを出力する。
初期seedは1連鎖目のリストをキチンと出力すれば既に入力されている。
シンクロは利用するものを。戦闘中消費はDPが5、Ptが1。
リスト消費数は100程度で構わない。

5-連鎖揺れが出現する消費数を選ぶ。
下のマス目の、オレンジの部分がそれ。

6-連鎖を繋げた時の消費数を確認する。
リストの一番右のかっこ内の数字がそれ。
ここの数字が余りにも大きく、必要消費数を上回ってしまう場合があるので注意すること。
今回は26(1連鎖目で10消費、草むらに入るまでに27消費+連鎖で26消費だから合計63消費)。

7-テーブル固定が出来るか確認する。
今回は1連鎖目の揺れ出現で1+9消費、草むらに入るまでに27消費で合計37消費。
狙った種類が出てくるかPHSの緑パネルで確認する。


これで「テーブル固定&連鎖揺れ出現」の条件をクリアすることが出来ました。


Step3 初期seedを合わせる
草むらの真ん中でレポートを書く....と言いたいところですが少し違います。
連鎖を繋げた時に揺れ位置が草むらからはみ出ない位置でレポートを書きます。
具体的には、「1連鎖目で左下の草むらに入る場合は真ん中より右上でレポートを書く」等です。
勿論それで1連鎖目の揺れがはみ出してしまっては元も子も無いので融通を効かせて下さい。

コイントスもしくはペラップの音程で初期seedを確認し、予め組んでいた連鎖を繋げていきます。
今回は1消費してからポケトレ使用ですね。


Step4 連鎖を繋げる
ペラップで消費数を確認しつつ連鎖を繋げます。
音程はコレ↓
52140289,
1114340030←1消費でポケトレ使用し消費9(合計10)
0130014340
2041303411
2030144←ここで草むらエンカウント(合計37消費) 104
2141342040
2121301131
440←2連鎖目の揺れ位置決定で消費26(合計63消費) 1241404
0341431142
34330041←ここで草むらエンカウント 00
1244420400
4041140321
3312344230★

上手く連鎖を繋げたら、後は今までと同じように消費数を合わせて草むらに入ります。
勿論、1連鎖目・2連鎖目共に草むら移動の1~2消費を考慮して手前で消費を止めます。



無事狙いの個体が出現すれば終了です。ちなみにこの個体が光るID0はフレームが途方もない量になります。
狙いの個体が出なかった場合、PHSの緑パネルで消費数を確認しペラップで微調整して下さい。

今回はポケトレ連鎖のメリットの一つである「テーブル固定」を活かした乱数解説でした。
次回は、ポケトレ乱数の真打ちとも言うべき乱数、「光る揺れを出す乱数」について扱いたいと思います。

質問や問題点、意見がありましたらコメントもしくはツイッターにどうぞ。


次記事→ポケトレ使用乱数4part1

色夢ウォーグル乱数

W2限定出現の夢特性「まけんき」ウォーグルの色乱数に成功しましたので、メモがてら記事にします。

5世代乱数最難関と謳われるだけあり、非常に根気が要る作業になります。

特徴
・基本的にはBW2の固定シンボル乱数と変わらない
・動くNPCが3人いる
・砂嵐によって毎秒数百の性格値乱数消費が発生する

砂嵐の問題を解決するために手持ちを開いている時以外はA連打します。

用意するもの
・SSS4
・bwseedlist
ペラップ2匹
・希望のシンクロ
・捕獲要因
・捕獲用ボール

Step0 捕獲したい個体を検索する
SSS4で検索かけます。個体値乱数消費は2~2、性格値乱数消費は500~700くらい。
ID調整して光らせる場合は性格値乱数消費の指定は必要ないですね。
この辺は普通の固定シンボル乱数のセオリー通りなので詳しく解説しません。

今回私が使用したseedはこれ↓
0,6,15,16,37,14,2,31,31,31,11,31,31,あく,70,09513E2526A8098C,626,9C15CE7C,9C14CE7C,BSe→L

Step1 夢ウォーグルの前まで来てレポ
ウォーグルはW2にて月曜日限定で4番通りにいます。

Step2 seedを合わせる
検索したseedで起動します。BW2なのでタイマーズレ多発は覚悟してください。
季節表記をA連打しすぐに手持ちを開きます。

そしてペラップの音程でまずはタイマーがズレてないか確認、その後消費数の微調整を行います。

Step3 消費を合わせる
目安として、最速で手持ちを開いた時点で300前後消費されています。
また、手持ちを閉じて最速で話しかけエンカウントする間に150~200ほど消費します。

まずはシンクロを先頭にしないで何匹か捕獲し、オフセットがどれくらいかを見極めることから始めます。
色ボルトルネ乱数でやったことがある人も多いでしょうが、性格値から個性を割り出しリストと照らし合わせる技術が必要になってきます。

実際に私がやった時は、手持ちを開いた時点で300消費、エンカウントまでに約185消費だったので、
437消費までペラップを鳴かせたところ狙いの626消費個体が出現しました。

なるべくズレないコツとしては、ペラップを鳴かせた後はBボタンでメニューに戻るのではなく、
下画面右下の×マークを押してすぐA連打という方法でやった方がいいと思われます。

成功個体の画像がこれ






やり方自体はそう難しくないのですが、タイマーズレと砂嵐のせいで5世代乱数最難関となっています。
その分成功した時の喜びも一塩ということで、挑戦してみてはいかがでしょうか。