ポケトレ使用乱数4-part2

part1

part2では実際に光る揺れ乱数の連鎖の組み方を、実践例を交えながら解説していきます。

用意するもの
さきさんのブログよりポケトレ色乱数用ツール
錆びたコイルさんのブログよりペラップ音程ツール
ペラップ2匹
・指定のシンクロ
・捕獲要因
・捕獲用ボール、ゴールドスプレー

Step0 捕獲したい個体を検索する
ポケトレ色乱数逆算用ツールの左ボックスで検索をかけます。
今回私が狙ったのは 腕白V-V-V-5-V-Vの特性2のグレッグル
ID0-47390で出現します。
(他のIDでも出現する場合がありますが、この記事のプロセスをそのままやるには同じIDである必要があります)

結果はこう出力されます
シンクロなし計算開始シード:
5B184AFE
シンクロあり計算開始シード:
9D3021D7 1
27D73068 46
0E56D72D 91
693C548C 106
7198953F 121
CF899FB6 136
55EE85A1 151
B72292F0 166
5E65D355 211
59990F94 226
9E51BDA7 241
CAA661FE 256
4A792E78 286
3485AFBB 301
8B392382 316
1C585C7D 331
6F8A939C 346
A1633B0F 361
B3E71546 376
BFA03FF1 391
表ID:0
裏ID:47390
性格値:A1EE18F5
性格:わんぱく 
性別値:245
特性:2
個体値:31-31-31-5-31-31

基本的にシンクロあり計算開始シードの一番下のseedを選べば問題ありません。
今回は「BFA03FF1 391」これです。
391とは、シンクロを用いない場合よりいくつ前のseedか、ということです。
つまり、このseedはシンクロなしに比べて391消費少なくてすむというわけですね。

step1 連鎖を組む

次は左ボックスで求めたseedの近くで、光る揺れが出現するseedを調べます。
真ん中ボックスの計算開始シードに先ほどの「BFA03FF1」を入力。
検索範囲は大体3000~5000ほどでおk。戦闘中消費はDPが5、Ptが1。
連鎖数は基本的に1。全て入力したら検索します。

結果は
●2471 00053568 11
揺れの場所:0
シンクロなし:
4332E4D2 2 62
シンクロがんばりや:
C2D04D34 1 20
C1CE0DAC 3 28
CA884348 0 32
14FCA038 0 48
D841189E 0 50
80823DD6 3 58
4332E4D2 2 62
E326E128 7 64
7743078A 0 70
2EA96720 1 72
755ABB46 1 74
BFAD2D7C 0 76

この表の見方を説明します。
一番上の行の●2471 00053568 11は
2471が計算開始seedからいくつ前のseedか、ということ。
00053568がseedの乱数列で11は閾値と呼ばれる0~99の範囲の数字です。

この閾値が基準値より小さくないと、連鎖判定を通過することが出来ないので、揺れが発生してくれません。
その基準値は揺れの位置によって決まっていて、揺れ位置0,1,2,3の順に28,48,68,88です。
また、連鎖を繋げる時に野生ポケモンを倒すのではなく捕獲すれば、基準値が10増えます。

今回は揺れ位置0、つまり基準値が28なので、それより小さい11は連鎖判定を通過出来ます。
ちなみに揺れ位置は内側から順番に0,1,2,3です。

次に、複数あるseed候補の中からどれを選ぶかですが、
連鎖を繋げるわけですから、捕獲したい種族のポケモンを出現させなければなりません(ポケトレ使用乱数3を参照)。

表示されたseed候補の右に出力されている二つの数字の内、左側が出現するポケモンのテーブルになります。
グレッグルはテーブル7なので、「E326E128 7 64」を選択します。

64とは例のごとく狙いのseedのいくつ前のseedかということですね。
また、このseedは「シンクロがんばりや」とあるので、シンクロがんばりやを先頭にしてエンカウントします。



次は右ボックスで、真ん中ボックスで求めたseedにたどり着くための起動時間やフレームを検索します。
おススメのseedは消費数が100前後の物です。
今回私が選んだのはこれ。

初期シード:5F0F07FD
消費数:93
月×日+分+秒:95 or 351
時:15
フレーム+年-2000:2045

起動時間の説明は省略します。

ここまでの結果をまとめると
初期seed「5F0F07FD」で起動←右ボックスの結果

移動やポケトレ使用に伴う消費も含めて93消費で草むらに入る(先頭はシンクロがんばりや)←右&真ん中ボックスの結果

光る揺れが出現

移動含め2471消費で草むらに入る(先頭はシンクロわんぱく)←真ん中&左ボックスの結果

目標個体出現

という流れになります。

実際にポケトレ色乱数用ツールでseedの推移を確認し、目標個体が出現することを確かめましょう。






step2 実際に連鎖を繋げる
あとは実際に連鎖を繋げ目標個体を捕獲しましょう。


ただし、グレッグルが出現する道路は大雨+止められないNPCが一人いるので対応が必要です。
私がやった時は、連打でポケトレを使用しても大抵NPCが1消費していました。
そこを考慮しつつ揺れ位置で初期seedを確認していきます。
また、消費数は常にペラップで確認してください。

連鎖を繋げる時、または光る揺れに入る時はNPCが移動しないことを祈って急いて草むらに入ります。
2471消費した後に消費がズレたら泣いてください。




成功個体の画像です。




さて、ここまでやってみて、説明しなかったことがあります。
連鎖を組むとき、連鎖数2で検索をかけたことです。
残念ながら、既存のツールでは3連鎖以上の光る揺れ乱数に対応していません。
既存のツールだけでもやる方法はありますが、非常に根気が要ります。

part3では、3連鎖以上について少し触れて、ポケトレ使用乱数の解説を全て終わりにしたいと思います。

質問や問題点、意見がありましたらコメントもしくはツイッターにどうぞ。


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